結婚式のオープニングムービーを自作する際使える無料ツール
披露宴の新郎新婦入場時に流れるオープニングムービー。
近年ではオリジナリティを出すために、業者に依頼せず自作する人も多くなっています。
本記事では、披露宴で自作のオープニングムービーを流すことを検討されている方に向けて、オープニングムービーを自作する際に役立つ動画編集ツールやテンプレートなどをまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
オープニングムービーとは?
オープニングムービーとは、挙式後の披露宴で新郎新婦が入場する際に流される動画のことです。
披露宴はパーティーのように気楽に過ごせる雰囲気があるため、オープニングムービーはその雰囲気作りとして重要な役割を持ちます。
そのため面白い写真が動画に流れることや、ダンスミュージックなどのアップテンポな曲がBGMに採用されやすい傾向にあります。
披露宴には挙式に参列していないゲストの方々も参加することもあるため、新郎新婦入場のときにはじめて2人の晴れ姿を見る方も多いです。
新郎新婦入場の際に会場全体の期待感を高め、雰囲気を盛り上げるためにはオープニングムービーを流すことが効果的です。
オープニングムービーを作る方法
オープニングムービーを作る方法は大きく分けて2つあります。
方法①専門業者に依頼する
1つ目の方法は、専門業者や開催する結婚式場に依頼するという方法です。
そのため、結婚式までに時間がないカップルや、忙しいカップルにおすすめです。
具体的にかかる費用は約40,000円~60,000円ほどで、制作期間は最短で3週間となり、長くても1か月ほどで完成します。
業者に依頼する際は、業者がスムーズに動画制作に取り掛かれるように、オープニングムービーで流したい写真や音楽、どんなコメントを残したいかなどをあらかじめ考えておきましょう。
方法②自作する
2つ目の方法は、オープニングムービーを自作するという方法です。
オープニングムービーを自作する場合は、動画編集ソフトやアプリを用います。
自作する場合は業者に依頼するよりもコストは抑えられますが、動画編集にかかる時間や労力が必要です。
しかし、細部までこだわってオリジナリティのある動画を作れるというのは、大きなメリットでしょう。
自作する際にかかる費用は0円~20,000円ほどです。
自作での制作期間は早くて1日で完成しますが、こだわり抜いた動画を作成する場合は半年ほどかかることもあります。
また、どんなオープニングムービーにするかといったことや、動画編集をする人のスキルによって制作期間は大きく変動します。
オープニングムービーを自作するときに無料で使えるおすすめソフト
次に、オープニングムービーを自作する際におすすめの無料動画編集ソフトを3つ紹介します。
ソフト①Windowsムービーメーカー
1つ目の無料動画編集ソフトはWindowsムービーメーカーです。
Windowsのパソコンであれば、誰でも無料で利用できるフリーソフトです。
Windowsムービーメーカーでは、初心者が必要な基本的な動画編集の機能がすべて網羅されています。
そのため、はじめて動画編集をするという方であってもさまざまな編集機能を使っていく中で、感覚的に動画編集のやり方を覚え、オープニングムービーの自作が可能です。
具体的には、スライドショーを一度に作成できる機能やトランジション(動画のカットとカットをつなぐ役目を果たすエフェクト)、ズーム機能・画面内のどこにでもコメントを配置できる機能があります。
そのため、オープニングムービーを自作するための編集機能は十分にあるといえます。
一方で、備えられている機能が初心者向けのシンプルなものが多いので、できる編集にも限界があります。
そのため、クオリティにあまりこだわらない方や、シンプルなオープニングムービーを自作したい方におすすめです。
オススメ②iMovie
2つ目の無料動画編集ソフトはiMovieです。
MacやiPhoneなどのApple製品のユーザーなら誰でも無料で利用できるフリーソフトです。
iPhone版の方は少し機能に制限がありますが、スライドショーを中心とした基本的な動画編集が可能です。
1つ目に紹介したWindowsムービーメーカーよりも、少し高度な編集が可能でクロマキー合成(特定の色の成分から映像の一部を透明にして別の映像を合成する技術)やアニメーションのズーム機能があります。
ズーム機能も高度なので、目立たせたい特定の人物や場所を正確にズームすることができます。
オススメ③AviUtl
3つ目におすすめする無料の動画編集ソフトはAviUtlというソフトです。
iOS版もWindows版もあるため、ほとんどのPCでも利用できます。
このフリーソフトは、無料で利用ができる動画編集ソフトのなかでも特に編集機能が豊富で、有料の動画編集ソフト顔負けの高度な編集が可能です。
具体的には、アニメーションやモーションデザインを0から自作でき、火や水、光などのCGを作り出すこともできます。
初心者にとっては使い方が分かりにくいという難点がありますが、かなり自由度の高いオープニングムービーを自作できるのは大きなメリットだといえるでしょう。
習得に時間がかかってもいいから、無料で高度なオープニングムービーを自作したいという新郎新婦におすすめです。
オープニングムービーを自作するときに無料で使えるデザインテンプレート
オープニングムービー自作のために動画編集ソフトを用いたとしても、0からすべてを作るのは難しく手間がかかります。
そんなときに役に立つのがデザインテンプレートです。
初心者の方でも、ある程度統一されたテンプレートがあればスムーズに動画制作ができます。
ここでは無料で使えるデザインテンプレートを2つ紹介します。
テンプレート①(ノンノフィルム)
ではオープニングムービーだけでなく、披露宴の途中で流す新郎新婦のプロフィールムービーや、披露宴後半で流すサプライズムービーまで多くの種類のテンプレートがあります。
対応している動画編集ソフトは、有料動画編集ソフトのAdobe After Effects、VideoStudioが中心です。
しかし、が提供している無料テンプレートの一部は、無料で使えるPowerPointでも編集ができます。
普段の仕事で、PowerPointを使って資料作成をされる方などに特におすすめです。
テンプレート②Lab01(ラボワン)
Lab01は結婚式で流す動画全般の制作を行っている、結婚式ムービーの制作サービスです。
Lab01の提供サービスのなかに、一部無料でダウンロードできるテンプレートがあります。
おしゃれなエフェクトやエンブレム・カウントダウン・タイトルシーンなどのムービー素材を無料でダウンロードできるので、動画編集初心者にとって非常に頼もしいサービスです。
オープニングムービーでよく使われるコメント例文
最後に、よくオープニングムービーで使用されるゲストの方々へのメッセージやコメントの例文を場面ごとに分けて紹介します。
オープニングムービーのメッセージ・コメント例
冒頭部分 |
① Thank you for coming our wedding party ② 本日はご多忙のなか私たちの結婚式にお越しいただきありがとうございます ③ Just Married 新郎名前/新婦名前 |
中盤部分 |
① 新郎の生年月日/新婦の生年月日 ② 趣味 ③ 特技 ④ お互いの好きなところ ⑤ お互いの第一印象 |
終盤部分 |
① 本日はご多忙のなか足を運んでいただき誠にありがとうございます ② 短い時間ではありますが、たくさん食べて飲んで笑って楽しい時間にして頂ければ幸いです |
上記はあくまで一例ですが、冒頭であいさつ、中盤で新郎新婦についての紹介、最後にゲストの方々へメッセージという流れが一般的です。
オープニングムービーの自作をする際は時間をかけてこだわり抜きましょう
オープニングムービーの自作は、自分のこだわりを納得いくまで反映できることが最大のメリットです。
そのうえ費用も業者に依頼するよりも抑えられるので、動画のクオリティよりも費用面や細部までのこだわりを優先したい方はぜひ自作に挑戦してみてください。
インプルーブでは結婚式当日の様子を動画にする挙式・披露宴ムービー撮影、前撮りムービーの制作も行っています。
自作のオープニングムービーがゲストに見られているときの反応など、披露宴の思い出を映像に残したい方は、お気軽にお問い合わせください。
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