感動的なプロフィールムービーを作るための5つのポイント
結婚式を予定しているカップルのなかには、結婚式で流すプロフィールムービーを自作してゲストに感動を届けたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、プロフィールムービーの作り方や、感動を誘う演出にするための5つのポイントなどを紹介します。
感動的な結婚式となるようにプロフィールムービーまでこだわりたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
プロフィールムービーの構成
プロフィールムービーは、主に新郎新婦それぞれの生まれた頃からなれそめを紹介する動画で、一般的には新郎新婦のお色直しの間に流されることが多いです。
プロフィールムービーの構成は主に5つの場面に分かれます。
プロフィールムービーの基本的な構成
- ・オープニング
- ・新郎の生い立ち
- ・新婦の生い立ち
- ・新郎新婦の出会いから結婚
- ・エンディング
オープニングでは、ゲストに向けて結婚式に参加をしてもらったことに対する感謝の気持ちを伝えます。
また、どのような動画なのかを先に説明することで、ゲストの方が動画に集中しやすくなります。
具体的には、「新郎新婦の生い立ちから結婚までをまとめた動画です」と動画の初めに伝えることがおすすめです。
新郎新婦それぞれの生い立ちの場面では、生まれた日から社会人になるまでの写真を順番に紹介していきます。
生まれたときの体重や、学生の頃の身長など成長の過程がわかるように動画を作ることで、ゲストだけでなく、家族も当時を思い出し感動を誘います。
そして新郎新婦の出会いから結婚の場面では、出会ったきっかけやよく行った場所、思い出に残っている写真を使うと2人の歩んできた道のりがよく伝わるでしょう。
エンディングでは、2人のこれからの抱負について動画内でメッセージを伝えます。
たとえば、「2人で笑顔の絶えない家庭を作ります」「今後とも温かく見守ってください」など、結婚生活を意識した前向きなメッセージを伝えるとよいでしょう。
プロフィールムービーを作る3つの方法
プロフィールムービーを作る方法は主に3つあります。
3つの方法それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
方法①業者にプロフィールムービーの作成を依頼する
1つ目の方法は、業者にプロフィールムービーの作成を依頼することです。
この方法では、動画制作のプロに依頼をするため、動画の仕上がりも良いものを納品してもらえます。
ある程度の要望であれば叶えてもらうことができるため、新郎新婦も満足した動画となる点は大きなメリットです。
また、結婚式は動画以外にも衣装選びや披露宴の内容を決めるなど多くの準備が必要になります。
プロフィールムービーの制作を業者に依頼することで、他の準備に時間を使うことができるというメリットもあります。
一方、デメリットは費用が高くなってしまうことです。
品質の高いものを短い納期で納品してもらえるため、費用は友人への制作依頼や自作に比べて高くなる可能性が高いです。
費用の相場としては、結婚式場と提携をしている業者に依頼をする場合は15万程度、自分で安い制作会社に依頼をしても5万円ほどは必要になります。
方法②友人にプロフィールムービーの作成を依頼する
2つ目の方法は、友人にプロフィールムービーの作成を依頼することです。
この方法のメリットは、自分たちのことをよく知っている友人の目線で、個性的な動画を作ってもらえることです。
たとえば、学生時代からの友人に依頼するのであれば、新郎新婦がどのような学生だったのかなど、当時を知っている仲間だからこそ書けるコメントを盛り込んでもらえます。
また、業者に依頼するよりも費用を安く抑えられるという点もメリットです。
友人にプロフィールムービーの作成を依頼する場合は、たとえ友達同士のプライベートの依頼であっても謝礼金を支払うのがマナーです。
謝礼金の相場としては、1万~3万円ほどになるため、業者に依頼をする場合と比較をすると費用を抑えることができます。
一方、デメリットは細かい要望や修正が伝えづらいことです。
制作の依頼を受けてくれた友人は、新郎新婦にお祝いの気持ちもあり制作を受けてくれています。
もし、完成した動画に修正してほしい箇所が見つかったとしても親しい友人だからこそ、申し訳なさから要望を言い出せなくなってしまう可能性があります。
方法③プロフィールムービーを自作する
3つ目の方法は、プロフィールムービーを自作することです。
プロフィールムービーを自作した場合のメリットは、最も費用を抑えられることが挙げられます。
プロフィールムービーを自作する場合には、パソコン、DVD、動画編集ソフトの3つが必要になります。
パソコンとDVDが既にあり、無料の動画ソフトを活用してプロフィールムービーを作成した場合には、費用をかけずに作成することも可能です。
一方、デメリットとしては制作に時間がかかることと、品質に不安が残ることが挙げられます。
もし、動画の制作に慣れていない場合、完成までに1か月程度かかる可能性があります。
動画制作に時間をかけすぎてしまうと他の準備に時間が取れなくなり、結婚式直前に準備を詰め込みで行ったことで準備の漏れが発生することも。
また、完成した動画が上手く再生されないことなど、品質に不安が残る可能性があります。
感動的なプロフィールムービーを作るために押さえたい5つのポイント
せっかくゲストに見せるものですから、プロフィールムービーは感動的な印象を与えるものに仕上げたいですよね。
以下で紹介する5つのポイントを押さえることでプロフィールムービーの品質が上がり、感動を与えることができるでしょう。
ポイント①誰に何を伝えたいのかを明確にする
1つ目のポイントは誰に何を伝えたいのかを明確にすることです。
たとえば、今日まで育ててくれた両親への感謝、新郎新婦が上手くいかないとき支えてくれたゲストへの感謝などを伝えるとよいでしょう。
特定の方に向けられたプロフィールムービーであっても、感動は周りに伝わります。
ポイント②新郎新婦が家族やゲストと写っている写真を盛り込む
2つ目のポイントは新郎新婦が家族やゲストと写っている写真を盛り込むことです。
プロフィールムービーに家族やゲストが登場することにより、写真を撮影した当時を思い出しながら動画を見ることになるため、ゲストの感動を誘います。
ポイント③喜怒哀楽の伝わる写真を使う
3つ目のポイントは、喜怒哀楽が伝わってくるような表情豊かな写真を使うことです。
たとえば、新郎新婦が学生時代の部活で試合に負けて泣いている写真や、旅行先で笑っている写真などがあります。
映りが良い写真を選びたいという気持ちももちろんありますが、見ている人の感情を揺さぶるのは表情が豊かな写真です。
当時の新郎新婦を知っているゲストが写真を見て、当時の様子を思い出すことで感動を与えられます。
ポイント④コメントだけの箇所を作る
4つ目のポイントは、コメントだけの箇所を作ることです。
プロフィールムービーは、その構成上、使う写真の数が多くなってしまいます。
写真から写真に変わる映像ばかりだと見ている側も徐々に慣れてきてしまうため、コメントだけが映し出されるカットを入れることで強調したい部分を明確にできます。
たとえば、お付き合いを始めた日や入籍をした日など、結婚に関連する重要な出来事を紹介するタイミングは動画内でも特に重要な箇所になります。
このようなタイミングで、コメントだけを流したあとに新郎新婦の写真に変わると、2人にとって特別な日だということを強調することができます。
ポイント⑤知名度の高い感動的な邦楽をBGMに使う
5つ目のポイントは、有名な邦楽をBGMに使うことです。
邦楽をおすすめする理由としては、結婚式には幅広い年齢層のゲストが出席する場合が多いためです。
できるだけ歌詞が聞き取りやすく、認知度が高い曲のほうが聞いている人も歌詞に共感して感動できます。
新郎新婦がお互いに好きな邦楽があれば、動画に取り入れることをおすすめします。
▼こちらの記事では、ウェディングムービーを作りかたについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
プロフィールムービーの作り方を押さえ感動的な動画を作成しましょう
いかがでしたでしょうか?
プロフィールムービーは新郎新婦の生まれた日からなれそめを主に紹介する動画です。
制作の方法には、業者に依頼・友人に依頼・自作するという3種類の方法があります。
費用や品質を考慮して最適な方法を選んでくださいね。
さらに、5つのポイントを抑えることで、より感動的なプロフィールムービーとなるでしょう。
インプルーブでは、高品質のウェディングムービーを制作しています。
お客様に合わせてご提案いたしますので、結婚式を感動的な映像で盛り上げたいとお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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