思い出に残るウェディングドレスを手作りしてみよう
ウェディングドレスは、自分で作ることもできます。
裁縫に自信がある方や器用な方なら、オリジナルのウェディングドレスを作ってみるのも良いかもしれません。
きっとレンタルよりも思い出に残る結婚式になるでしょう。
本記事では、ウェディングドレスの作り方についてまとめてみました。
手作りする手順を細かく解説していますので、「世界にひとつだけのウェディングドレスを作ってみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ウェディングドレスを手作りする手順
ウェディングドレスはレンタルするものと思われがちですが、器用な方なら手作りすることもできます。
「ドレスを手作り?」と驚かれる方もいると思いますが、意外と簡単です。
ここではウェディングドレスを手作りする手順について解説します。
採寸・デザインする
ウェディングドレスを作る前に、まずやらなければいけないのが「採寸」と「デザイン案」です。
ひと口にウェディングドレスといっても、着る人の体型やデザインはさまざま。
大まかなイメージで進めていくのではなく、細かいステップを入念に決めておく必要があります。
●採寸
身体のパーツを測っていきます。
ドレスを仕立てるうえで重要なステップになりますので、丁寧に寸法を測ること。
ブライダルインナーを持っている方は着用した状態で採寸すると◎。
測るパーツは、バスト・アンダーバスト・ウエスト・肩幅・二の腕外側・背丈・スカート丈になります。
締め付けない程度のサイズ感にし、スカート丈を測るときは前屈みにならないように気をつけましょう。
●デザイン
ウェディングドレスにはいろんなデザインがあります。
たとえばビスチェなら、ストレートのものをはじめハートカットやオフショルダーなどさまざま。
スカートならAラインやプリンセスラインなど、形によってドレスの見え方や広がり方が変わってきます。
好みで選ぶのも良いですが、体型や肌の色に合ったもの、会場の雰囲気なども考えて選ぶと良いでしょう。
材料・道具を揃える
採寸とデザインが決め終わったら、材料や道具を揃えます。
ウェディングドレスは生地とミシンだけでは完成しません。
生地にもレースや光沢感のあるものなどいろんな種類があります。
初心者ならシャンタン・タフタ・ジャガードがおすすめ。
レースやチュールも扱いやすいでしょう。
他にも、りぼん・ボタン・ファスナー・スプリングホック・ビーズ・ハトロン紙なども必要です。
凝ったデザインのドレスにするほど、多くの材料・道具を準備しなければいけなくなります。
型紙を取り、裁断・仮縫いする
準備が整ったら「型紙作り」に入ります。
いわゆるパターンと呼ばれるもので、初心者ならウェディングドレスキットを使うと付属されているので便利です。
基本的にドレスの型紙は身傾とスカートに分かれています。
(身傾)
・前身頃
・前脇身頃
・後脇身頃
・後身頃
(スカート)
・前スカート
・前脇スカート
・後スカート
・後脇スカート
型紙作りが終わったら、裁断と仮縫いを行います。
型紙に合わせて裁断していき、裁断した場所を仮縫いしていきます。
仮縫いをせず、待ち針で止めるだけでもOKです。
一旦仮縫いをしてしまうとやり直しにくくなるので、形が合わなかったことを考えて待ち針で止めておくほうが進めやすいかもしれません。
本縫いする
本縫いに入る前に試着や補正を行います。
このとき、ブライダルインナーやパニエなどを着ておくとジャストサイズのドレスが完成しやすくなります。
試着・補正が終わったら本縫いをしましょう。
裁断した生地を丁寧に縫っていきます。
生地にシワができないように事前にアイロンをかけておくと◎。
本縫いの手順は次のとおりです。
1.身頃
2.スカート
3.身頃とスカートを縫い合わせる
最初に身頃を縫っていき、次にスカートを縫います。
2つを縫い合わせたらウェディングドレスの完成です。
こちらで後悔しないウェディングドレス選びの方法をご紹介しております。是非ご覧ください。
オリジナルのウェディングドレスを手作りしよう
いかがでしたでしょうか?
ウェディングドレスはレンタルも良いですが、手作りすると愛着が湧きやすくなります。
また、一生に一度の結婚式だからこそ、オリジナルのウェディングドレスで新郎を魅了しましょう。
意外と簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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記事監修:フォトグラファー Karen Terui