「モノクロウェディングフォト」の魅力
結婚式用に撮影する「ウェディングフォト」は、カラー写真のほかに白黒(モノクロ)を選ぶこともできます。
モノクロ写真には光と影がはっきりと映し出され、余分な色を入れないことでコンセプトが明確な写真ができあがります。
ここでは、ウェディングフォトにモノクロ写真を選ぶ際のおすすめのロケーションやアイディアをご紹介。
シンプルなのにどこか雰囲気があり、結婚写真にふさわしい世界を表現するポイントを確認していきましょう。
目次
モノクロのウェディングフォトにおすすめのロケーションとは
室内の窓辺
室内の撮影では、光が当たる場所は白っぽくなるため窓ぎわがおすすめです。
暗い場所と明るい場所の対比がしやすく、顔や姿を半分だけ明るくするだけでも憂いをおびたニュアンスに。
チャペルの窓辺や、室内のレースのカーテン越しに撮影をする方法は厳粛な雰囲気になりますし、光に包まれた人物写真の中に、暗い部分も入れることで良いコントラストが生まれます。
白黒写真は余計な色を映さないぶん、光をそのまま表現することができる撮影方法なので、対比を意識するなら窓辺がおすすめです。
夕暮れや夜の街
空がだんだんと暗くなってくる夕暮れの時間帯は、暗い街に明かりが灯りモノクロ写真が幻想的な雰囲気になります。
顔の表情や衣装が隠れてしまわないように、明かりをうまく使って背景にも取り入れながらナイトフォトを楽しみましょう。
モノクロのウェディングフォトに取り入れたいアイディア
モノクロのウェディングフォトに取り入れたいアイディアを紹介します。
光は「希望」の表現に使える
夫婦が光のあるほうに向かっている、あるいは歩きだしている撮り方は、2人の先に希望が待っていることを表します。
暗さを使ってアンニュイな表情を出す表現方法とは反対に、たくさんの光を取り入れると幸福な生活や幸せな未来を暗示させられるでしょう。
建物・風景・家具を活用する
アンティーク感のある家具、レトロな建物・ロマンティックな風景を活用することで、シンプルになりがちなモノクロ写真が一気にムードのあるものになります。
室内のライト(照明)や光を反射するガラス、窓などのアイテムも活用し、明暗の対比を強調しましょう。
ヴィンテージなウェディングフォト
モノクロな写真の他にもヴィンテージの写真も魅力的です。
ヴィンテージのウェディングフォトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
ヴィンテージドレスに似合うウェディングフォトのおすすめスポット
前撮りを映画風に撮るアイデア集
最近では映画のワンシーンのような“映画風アイデア”も増えてきています。
まるで映画の中のヒロインになったような気分で撮影ができ思い出に残る前撮りがができるかもしれません。
こちらの記事ではやってみてほしいおすすめの「映画風前撮りのアイデア集」を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
結婚式にふさわしい衣装と風景で撮影を
モノクロ写真は黒を強調すると暗く、白を多めに取り入れると明るくなり、それぞれで異なる世界観が表現できます。
「純白」な結婚式のイメージを叶えるなら光を多めに取り込みたいところですが、夜景やイルミネーションを背景にした光の表現もおすすめ。
2人で叶えたいイメージ像をすり合わせ、白黒写真に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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記事監修:フォトグラファー Karen Terui