エンゲージメントフォトの魅力とロケーション
夫婦2人の一生の思い出になる写真撮影は、大きく分けて「エンゲージメントフォト」「ウェディングフォト」の2種類が挙げられます。
エンゲージメントフォトとは「婚約写真」という意味で、文字通り婚約をした2人のための写真を意味しています。
結婚式のプランに付けられるオプションの記念撮影とは異なり、婚約後であれば2人で自由に撮影の有無を決めることができるので、前撮りや挙式当日の写真撮影とは別にして考える必要があります。
本記事では、エンゲージメントフォトの内容や魅力、撮影で選びたいロケーションについて詳しく紹介します。
これから婚約の予定がある方、結婚式の前撮りや写真撮影で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
エンゲージメントフォトとは
エンゲージメントフォトとは、プロポーズを受けて婚約を決めてから、結婚式を行うまでの間の記念写真を指します。
ウェディングフォトは結婚式の前撮りとして撮る写真、または結婚式の代わりに婚礼衣装を身につけて撮影を行うことを指します（フォトウェディングという名称でも呼ばれています）。
エンゲージメントフォトは欧米を中心に一般的に行われており、日本でも婚約が決まったあとでエンゲージメントフォトの撮影を行うカップルが増えてきています。
エンゲージメントフォトの魅力
エンゲージメントフォトは、プロポーズを受けてから結婚式を挙げるまでの期間に撮影するものです。
期間限定の1枚であり、同じタイミングは二度と訪れないために、貴重な1枚が残せるというメリットがあります。
結婚式の前撮り（ウェディングフォト）や結婚式の最中の写真とはひと味違った空気感での撮影となり、これから夫婦になる2人の緊張感や程よい距離感が現れるなど、後から見返したくなる1枚に仕上がることも。
前撮りや挙式当日とは別の衣装で撮影が行えますが、私服での撮影もOK。普段の2人をプロに撮影してもらうことも可能です。
どんなロケーションがおすすめ？
エンゲージメントフォトは自分たちの好きな場所、または有名な撮影スポットをロケーションにすることができます。
- ・はじめて出会った場所（学校・職場など）
- ・2人で通った思い出の場所
- ・2人が好きな場所、共通の趣味の場所
- ・卒業した学校やスクールなど
- ・写真映えするスポット
- ・歴史的な場所、風情を感じる場所
「2人とも海が好きで、よく海に遊びに行く」という場合は、海を背景にしたり、浜辺での撮影を行うと一生の思い出に残る1枚になります。
ロケーション撮影の注意点
スタジオによってはロケーション撮影の場所が限られていたり、対象エリア外になってしまう場合もあるため、事前にいくつかのスタジオで打ち合わせを行ってください。
たとえば複数のエリアにロケーション撮影のスポットがまたがる場合、エリアの対象外になる可能性があるためスポットを絞り込む必要があります。
事前にスタジオと話し合い、どの範囲まで撮影をしてもらえるのかをチェックするようにしてください。
また、歴史的なスポットや有名な場所は、所有者・権利者の許可が必要になることがあります。
そのようなシチュエーションでは、許可が下りるまでに時間がかかったり、事情で撮影NGとなる場合が考えられるので、時間がない場合はすぐに許可の下りるロケーションを選ぶことをおすすめします。
フォトウェディングと前撮りについて
実際によく聞くのはフォトウェディングや前撮りだと思います。
改めてそれぞれ何が違うのか詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
自由度の高い撮影が魅力的
エンゲージメントフォトはウェディングフォトのように正装で撮影する必要はなく、普段着の自然体で撮ることも可能です。
ロケーションを自由に選べたり、前撮りの代わりに選ぶこともできるので、自由な感覚でのオーダーが可能。
結婚式前の思い出に、ぜひエンゲージメントフォトを選んでみてはいかがでしょうか。
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記事監修：フォトグラファー Keren Terui