前撮りにブーケを用意するメリット!準備の仕方や和装に合うブーケも紹介
「前撮りにブーケって必要ですか?」といった質問をもらうことがあります。
結論をお伝えすると、やはりあった方が煌びやかに演出され、あるのとないのとでは全く雰囲気が異なります。
今回の内容は、前撮りの際に悩みやすい「ブーケ」がテーマです。
用意するメリットや準備の仕方、和装にピッタリのブーケもご紹介していますので、悩まれている方はぜひ一つの参考材料としてご覧ください。
目次
- 結婚式前撮りやウェディングフォトにブーケはおすすめ
- 前撮りでウェディングブーケを用意するメリット
- 和装ならブーケなしでも問題ない
- ブーケなしの場合はポーズに工夫を
- 前撮りのウェディングブーケの準備の仕方と注意点
- スタジオでレンタル
- 手作り・購入・ネットレンタル
- 注意点
- ブーケの素材について
- ブーケの素材①生花
- ブーケの素材②プリザーブドフラワー
- ブーケの素材③ドライフラワー
- ブーケの素材④造花
- 造花・ドライフラワーの購入場所
- ブーケ手作りの方法
- 作り方は3種類
- 作り方
- ブーケの大きさを決める方法
- 和装に合うブーケ
- ボールブーケ
- クラッチブーケ
- 前撮りやウェディングフォトはブーケを添えて華やかに
- 衣裳によっては不要になることも
- 洋装で前撮りを行うメリット
- 前撮りで人気の「ロケーション撮影」場所
- 状況に応じてブーケを用意しよう
結婚式前撮りやウェディングフォトにブーケはおすすめ
費用を抑えるために小物類をできるだけ省く方が多いと思いますが、ブーケもなしにするか悩みますよね。
実は、撮影所によってはブーケが必須のところもあるほど、ブーケありの写真はたくさんの魅力があります!
この項目では、前撮りでウェディングブーケを用意するメリット、和装時のブーケ、ブーケなしの場合のポージングについてご紹介いたします。
前撮りでウェディングブーケを用意するメリット
前撮りでウェディングブーケを用意するメリットは全部で3つあります。
・結婚式に近い写真になる
・ポージングの種類が豊富にある
・結婚式特有の厳かで神秘的な雰囲気に仕上がる
前撮りをされる方の中には、『結婚式の代わりに写真を残したい』とウェディングフォトを選ぶ方もいらっしゃいます。
本記事の読者さまの中にもきっといるかと思います。
そのような方にとって、上記3つのメリットは大きなものとなるでしょう。
結婚式は花嫁が主役です!
ブーケは、ドレスを着ておめかししたステキな花嫁さんをより引き立ててくれるので、ぜひ前撮りやウェディングフォトに取り入れて、一生の宝物にしてくださいね。
和装ならブーケなしでも問題ない
神前式ではブーケを持たないため、和装での撮影であればブーケを持たなくても違和感を覚えません。
もしかすると、和装にブーケを合わせるイメージを持つ方はそういないかもしれません。
ですが実は、和装にピッタリのブーケがあり、和装花嫁に人気があります!後ほど和装に合うブーケについて詳しくご紹介しますね。
ブーケなしの場合はポーズに工夫を
もし、撮影時にブーケを用意しない場合は、ポーズに工夫するとよいでしょう。
例えば、下記のようなポーズがあります。
・新郎が花嫁にバックハグし手を重ねたポーズ
・誓いのキスをイメージした新郎がベールに手を添えたポーズ
・シルエットポーズ
・夫婦で手を重ねて赤ちゃんがいるお腹に手を添える
検索すると多数のポージング写真が出てきますので、理想のポーズやチャレンジしたいポーズをいくつかピックアップしてはいかがでしょうか。
前撮りのウェディングブーケの準備の仕方と注意点
こちらの項目は、「ウェディングブーケを用意しようかな」と思っている方、「どのような感じで準備をすればいいのかわからない」といった方に向けた内容となっています。
もし、撮影時にブーケを準備するのであれば、以下の方法があります。
・スタジオでレンタル
・手作り・購入・ネットレンタル
それぞれの準備方法について詳しくご紹介いたします。
スタジオでレンタル
多くのフォトスタジオでは、ブーケの無料または有料レンタルを提供しています。
無料レンタルの場合は、「撮影小物」としてプランに入っていることがほとんどです。
ただし、絢爛豪華なデザインのブーケは追加料金がかかるところがほとんどなので、そのあたりも隅々までチェックしておきましょう。
手作り・購入・ネットレンタル
「レンタルブーケどれもピンとこなかった」といった方は、以下の方法でもブーケを準備できます。
・手作り
・購入
・ネットレンタル
それぞれのメリットをご紹介します。
【手作りの場合】
まず手作りする場合ですが、”予算を抑えやすい”そしてなにより”好きな花を選べる”といったメリットがあります。
手作りした花嫁さんの中には、「1,000円ほどでブーケを用意できた」といった方も。
また、前撮りが終わったとしても、インテリアとして飾るのにも使えますので、コスパもよいです。
なるべくお手頃に自分好みのブーケを用意したい方は「手作り」がよいでしょう。
【購入する場合】
次に購入する場合ですが、通販にて購入が可能です。
ブーケ専門店のサイトが多く、専門店ならではの豊富なデザインから好きなものを選べるメリットがあります。こちらも手作り同様、前撮りが終わったあとは部屋や玄関に飾れます。
手作りの時間はないけれど、自分好みのかわいいブーケが欲しい方は「購入する」のがよいでしょう。
【レンタルする場合】
最後にネットレンタルですが、ウェディングブーケレンタル専門店が提供するブーケレンタルもあります。
購入すると20,000円〜30,000円するような華やかなブーケでも、10,000円以下と非常にお手頃な価格で用意できるお店もあります。
華やかなブーケに憧れている方は、ネットレンタルを使用するといいかもしれません。
注意点
購入や手作りを選んだ方は、必ずフォトスタジオで持ち込みができるか、持ち込み料金をチェックしておきましょう。
フォトスタジオの中にはブーケの持ち込みを許可していないところがあります。
また、店舗によっては持ち込み料として10,000円ほどの非常に高額な金額設定をしているところもあるため注意しましょう。
ブーケの素材について
こちらの項目では、ブーケの素材について詳しくご紹介します。
ブーケの素材としてよくしられ人気が高いのは、「生花」と「造花」ですが、実はブーケには4種類の素材があります。
・生花
・造花
・プリザーブドフラワー
・ドライフラワー
それぞれ魅力やメリットが全く異なりますので、一つずつ詳しくご紹介していきます。
ブーケの素材①生花
生花はブーケ素材の定番中の定番!昔からブーケ素材として多くの方に使用されてきました。
季節の花をいろどりよく束ねることで、よりみずみずしさや美しさに磨きがかかります。
そんな魅力たっぷりの生花ですが、”美しさやみずみずしさを保てる時間が短い”といったデメリットがあります。
また、ブーケを記念に残す場合は、プリザーブドフラワーやドライフラワーの加工が必須ですので、追加料金がかかってしまうのもデメリットといえるでしょう。
短時間ならではの美しさを写真に残したい方に、生花はふさわしいといえます。
ブーケの素材②プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を保存できるよう加工したものです。
そして最大のメリットといえば何といっても”生花のような美しさを長期間キープできる”ことにあります。
また、色の加工もできるのも、プリザーブドフラワーならでは。好きなカラーに変更し、世界で自分だけの鮮やかなブーケを作れるため、人気上昇中です。
しかし一方で、壊れやすいといった繊細な面もあります。
また、色移りする可能性もありますので、近くに色が移ると困るようなものは置かないようにしましょう。
記念としてブーケを長期間保管したい方に、プリザーブドフラワーはふさわしいでしょう。
ブーケの素材③ドライフラワー
ドライフラワーも、生花を長く保存できるように加工したものですが、ドライフラワー特有の色味により、シックな雰囲気を演出できます。
花の種類によってはドライフラワーにした方が色鮮やかなものになるケースもあり、生花素材よりもオシャレになるケースも!白いウェディングドレスを映えさせてくれるブーケとして、こちらも人気が徐々に上がってきています。
しかし、湿気に弱く壊れやすいといったデメリットもあります。
湿気対策として、ドライフラワーの近くに除湿剤を置いて保存してはいかがでしょうか。
大人の雰囲気を演出した写真を撮りたい方に、ドライフラワーはふさわしいでしょう。
ブーケの素材④造花
「ブーケに造花はちょっと・・・」と思うかもしれませんが、最近の造花は非常に精巧に作られており、生花に見えるものまであります。
鮮やかで生花では難しい形や組み合わせなども、造花であれば簡単に再現が可能!
また、花粉症のアレルギー反応が出るリスクもないことからも、徐々に人気が上がってきている素材です。
枯れることや壊れにくく保存しやすいのも、大きなメリットでしょう。
ただし、生花にこだわる方にとっては近くで見るとやはり造花だとわかるため、ふさわしくありません。
生花にこだわりがなく、いつまでもキレイに保存したい方に、造花はふさわしいでしょう。
造花・ドライフラワーの購入場所
造花やドライフラワーは、100均や専門のフラワーショップにて購入が可能です。
通販サイトにも店舗がありますので、一度検索してはいかがでしょうか。
ブーケ手作りの方法
ブーケを手作りしたい方に向けて、手作りの方法とコツをご紹介します。
作り方は3種類
ブーケの作り方は3種類です。
・ナチュラルステム
・ホルダーブーケ
・ワイヤリングブーケ
一つ目のナチュラルステムは、花茎を束ねながら作る一般的な作り方タイプです。
素材の特徴を活かしたナチュラルな雰囲気に仕上げられます。途中で保水が必要です。
次に、ホルダーブーケは、マイク型土台の給水スポンジに花や葉を指してブーケを作るタイプです。
水分により多少重みを感じますが、花のキレイさをキープしやすいです。
最後のワイヤリングブーケは、花材にワイヤー処理を施しブーケを作るタイプです。補水や給水スポンジを使用できないため、30分ほどしか花が持ちません。
作り方
今回は例として、作りやすいホルダーブーケの作り方をご紹介いたします。
【土台作りの手順】
土台作りの手順は以下の通りです。
- 1.メインの花・アクセントに使う花・ボリュームを添える花・葉を揃える
- 2.水を入れたバケツに花を入れて挿す前に水を吸わせる
- 3.ボウルに水を入れてスポンジに水を吸わせておく
- 4.給水スポンジにメインの花から挿していく(水を吸えなくなるため挿し直しはしない)
- 5.ブーケの大きさを決めるため茎をあてがってブーケの半径を決める(半径+差し込み分2一つ程度の長さに斜めカット)
- 6.スポンジに対して直角になるよう下の持ち手側に等間隔に空けながら挿す
- 7.半球の頂上に1本メインの花を挿す(高さのバランスを見て茎をカットしておく)
- 8.メインの花を全体に挿す(最初に挿した花の間に挿すように)
- 9.葉を底面の最初に挿した花の間に同程度の長さになるようカットする
- 10.葉を一周挿していく
丸い形になるかどうかは土台で決まりますので、バランスを見ながら茎をカットして挿していきましょう。
【花材を足す手順】
花材を足す手順は以下の通りです。
- 1.ホルダーを回しながらまんべんなく足していく
- 2.細かい花は最後に隙間を埋めるように挿す
ホルダー底面のプラスチックが見えないように、下の小さな穴に幅ひろめの葉を挿して隠すと、より見栄えがキレイになります。
【リボンをつける手順】
リボンをつける手順は以下の通りです。
- 1.持ち手に両面テープを縦に1本貼る
- 2.持ち手の底を隠すようにリボンを折り返してあてる
- 3.長い方を折り返す
- 4.指で押さえながらきつく引っ張りあげるようにして上斜めに巻いていく
- 5.上まで来たら一回折り返して指で押さえる
- 6.リボンの端を持ち手を一周させて輪を作
- 7.輪にリボンの先を通してぎゅっと絞める(5㎝くらい余らせておいておく)
最初の両面テープは全面につける必要はありません。
【飾りリボンを作る手順】
飾りリボンを作る手順は以下です。
- 1.中心を指で抑えながらリボンを好みの大きさに折り返しながらたたんでいく
- 2.好みのボリュームが出てきたら中央をリボンで止める
- 3.リボンの先をカットする
- 4.ブーケを持った時に身体側に来るよう持ち手の一番上にリボンをブーケにつける
- 5.リボンを数回巻き付けて完成
飾りリボンは持ち手の中央ではなく一番上につけますので、注意してください。
ブーケの大きさを決める方法
ブーケの大きさは、ドレスのラインやデザインとのバランスを見て決めます。
シンプルなドレスであれば大きめのブーケにし、ドレスが華やかであれば小さめのブーケにしてバランスを整えます。
和装に合うブーケ
和装に合うブーケは以下の2種類です。
・ボールブーケ
・クラッチブーケ
ブーケの特徴についてご紹介いたします。
ボールブーケ
ボールブーケは、名前の通り球状のブーケです。
和装に合わせる際は菊を使用するのが一般的です。ブーケのメインカラーを着物と同じにすると、よりなじみがよくなります。
クラッチブーケ
クラッチとは「ぎゅっと掴む」といった意味があり、実際に片手で持てる大きさのブーケです。花の種類によって非常に雰囲気が変わるといった面白いデザインとなっているため、和装にも合わせやすいのです。
前撮りやウェディングフォトはブーケを添えて華やかに
今回は、前撮りやウェディングフォトにブーケを用意するか悩まれている方に向けて、メリットや準備方法などをご紹介いたしました。
前撮りやウェディングフォトにブーケを用意するか悩まれているのであれば、ぜひ準備しましょう。
ブーケの花の種類やデザインの種類によって、演出する雰囲気をガラッと変えてくれます。
インプルーブは、横浜・東京を中心に前撮りやウェディングフォトの撮影をしております。
一生の思い出を一緒に写真として作り上げませんか?
衣裳によっては不要になることも
先ほども述べましたが、ブーケは衣裳によっても不要になる場合があります。
それは「和装」です。
もちろんブーケを持って撮影しても良いですが、ブーケはウェディングドレスに映えますから、和装であればブーケなしでもそれほど気にする必要はありません。
最近は、「ブーケなし」の方も増えてきています。
洋装で前撮りを行うメリット
前撮りは和装だけでなく、洋装で行われる方も多いです。
洋装では、好みのドレスを着て撮影が出来ることをはじめ、その他にも様々なメリットがあります。
洋装か和装のどちらにすべきかお悩みの方は、こちらの記事を参照ください。
前撮りで人気の「ロケーション撮影」場所
前撮りをどこで撮影したいのかということをイメージしておくことで、和装にするのか、洋装にするのかを決めやすくするポイントの一つです。下記の記事で、人気な撮影場所を紹介していますのであわせてご覧ください。
状況に応じてブーケを用意しよう
いかがでしたでしょうか?
前撮りではブーケを用意しても用意しなくても特に問題ありません。
撮影場所や衣裳によって対応が変わってきますから、まずはどんな場所でどんな衣裳で撮影するのか考えてから決めましょう。
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記事監修:ビデオグラファー Shiori Ito