結婚式のウェディングケーキ演出!ファーストバイトの豆知識や「幸せの足跡」について
結婚式でやりたいことといえば、ウェディングケーキの「ファーストバイト」ではないでしょうか。
お互いにケーキを食べさせるという演出は、多くのカップルの憧れです。しかし、「ファーストバイト」の概要や撮影ポイントについては、あまり知っている方がいません。
そこで、今回は結婚式のウェディングケーキ演出である「ファーストバイト」の豆知識についてご紹介します。
目次
そもそも結婚式の「ファーストバイト」とは
結婚式の演出である「ファーストバイト」とは、冒頭でも触れたとおり新郎新婦がお互いにウェディングケーキを食べさせることを指します。
日本のファーストバイトは、新郎の「結婚したら食べることに困らせない」という誓いと、新婦の「結婚したら美味しい料理をたくさん作る」と誓いを交わすことを目的として行われてきました。
現代は価値観の多様化により、上記を重視する新郎新婦は少なくなったようですが、もともとは上記の意味合いが強い演出だったのです。
結婚式のファーストバイトの豆知識
結婚式のファーストバイトの豆知識をご紹介します。せっかく演出にファーストバイトを加えるなら、豆知識もチェックしておくことで、より思い入れのある演出になりますよ。
ケーキをすくった部分を「幸せの足跡」と呼ぶ
あまり知られていませんが、新郎新婦がファーストバイトをする際、ケーキをすくった部分を「幸せの足跡」と呼びます。
お互いに一口ずつ食べさせ合った後のケーキを見てみると、生クリームやスポンジがすくわれて、内部が見えている状態です。しかし、これは「二人の愛の証」といっても過言ではありません。ファーストバイトが済んだ証拠であるため、「幸せの足跡」と呼ばれているのです。
ケーキの大きさは「大きい愛情」の証
ファーストバイトをするウェディングケーキの大きさは、「大きい愛情」を表すといわれています。
つまり、ケーキが大きければ大きいほど、「大きな愛情」ということなのです。ウェディングケーキは単純に「見た目のため」と考えられがちですが、意外にも「愛情」の意味を持つポイントでもあります。
子宝に恵まれたいカップルは「たっぷりのフルーツ」をのせたケーキ
ウェディングケーキにのせるフルーツは、「希望する子供の数」を表すとされています。
日本ではあまり浸透していませんが、欧米では「たくさんの子宝に恵まれたい」という新郎新婦はたっぷりのフルーツをケーキにのせてファーストバイトをします。
もし、「いずれ子供を設けたい」と考えているなら、願いを込めてフルーツたっぷりのウェディングケーキを検討してみてください。
ウェディングケーキの「幸せの足跡」は写真に残そう
ウェディングケーキの「幸せの足跡」は、ぜひ写真に残しましょう。
幸せの足跡は決して綺麗なものではないものの、写真に残しておくことで後から見返すことができます。当時のほほえましいシーンを思い出し、幸せな気持ちに浸れることは間違いありません。
素敵な時間を思い出せるように、ぜひカメラマンへの指示書に加えてみてはいかがでしょうか。
結婚式のファーストバイトは心を込めて
結婚式のファーストバイトにはさまざまな意味があります。だからこそ、結婚式では心を込めてウェディングケーキを食べさせ合わなければなりません。
現在、ファーストバイトを演出に検討している新郎新婦は、ぜひ今一度ウェディングケーキについて理解を深めてみてくださいね。
記事監修:フォトグラファー Misaki Shimobe