結婚式の写真撮影(前撮り)が苦手!?ナチュラルな花嫁スマイルの作り方!
人生で最大のイベントともいえる「結婚式」。その前に写真を撮影する「前撮り」ありますが、撮影に対して苦手意識を感じる方が少なくありません。
普段、人から写真を撮られることに慣れていないと、不自然な笑顔になってしまったり、表情が固くなってしまうことがあります。
本ページでは、結婚式(前撮り)の写真撮影が苦手…とお悩みの方に向けて、ナチュラルなスマイルの作り方をご紹介します。
目次
結婚式の写真撮影が苦手なら「笑顔の練習」にチャレンジ
結婚式の写真撮影が苦手と感じるなら、まずは笑顔の練習にチャレンジしてみましょう。
まずは、鏡の前に立ち、「ほほえみ」「歯を見せる笑顔」など、自分の笑顔を写してみてください。最初は不自然な笑顔になってしまうでしょう。しかし、回数をこなしていくうちに、徐々に自然な笑顔に近づいていきます。
また、笑顔を練習するのと同時に、「美しく見える顔の角度」も探してみてください。顔が美しく見える角度は誰にでもあるものです。あらかじめ、知っておけば写真を撮影する際に「左側から撮影してほしい」「横顔は右側を撮影したい」など、カメラマンに相談しやすくなり、結果的に美しい写真をのこすことができます。
写真が苦手と感じる方の多くは「自分に自信がない」「自分の魅力が分かっていない」などですので、ぜひ鏡と自分に向き合ってみてください。
笑顔を作るトレーニング方法
ウェディングフォトのポイントは、自然な「笑顔」です。満面の笑顔を作るには、毎日のトレーニングが欠かせません。ぜひ以下の方法を実践してみてください。
「い」の口で口角アップ
定番の「い」の口で笑顔を作る方法は、笑顔作りに役立ちます。ただし、「い」を作ってもあまり自然な表情にならない場合は、口角の上げ方や口の開き具合、歯の見え方も合わせて調節が必要です。
上の歯は歯茎が見えないように、下の歯はやや隠し気味にすると美しい口元に仕上がります。
鼻から下を隠して目で笑う
作り笑顔がNGと言われるのは、「目が笑っていない」ため。口元だけが笑っていても、目元が真顔のままだとアンバランスな印象になってしまうのです。
この場合は、目元だけで笑う練習をすることで改善が可能です。マスクをつけたときに、目元がしっかり笑っているか確認して、目のまわりがしっかり笑えているかをみながら、ベストな状態を記憶しましょう。
目元のベストな状態が記憶できたら、マスクを外した状態で口元と組み合わせてみてください。
表情筋を鍛える
大きな口で「あいうえお」をゆっくり行い、口を閉じて頬に空気を溜めて膨らませた状態を5秒間キープし、左右どちらも数回行います。
このトレーニングは顔の筋肉を鍛え、普段使わない部分まで強化することで笑顔を作りやすくします。
あまり表情を変えない方、発音や発生に顔の筋肉を使う機会が少ない方におすすめ。凝り固まった筋肉をほぐして、ナチュラルな笑顔を目指しましょう。
目元のトレーニングとして、片目を強くつぶったまま5秒間停止し、口と頬の肉をつぶった方に引き上げる「ウインクトレーニング」もおすすめです。
目から頬、頬から口角にかけての筋肉を一気に引き上げるため、凝ったところがほぐれて笑顔を作りやすくなります。
力まないようにする
笑顔を作る際、ぐっと顔に力が入って力んでしまい不自然な表情になることがあります。
ここで注意したいのは、奥歯を強く噛み締めないようにすること。歯に力を入れるクセがつくと、口の中だけでなく頬にも力が伝わって硬い表情になってしまいます。
笑顔は筋肉によって作られるものですから、歯で踏ん張る必要はありません。奥歯に限らず、どの歯も強く噛みしめないように注意しましょう。
メイクをして練習しよう
笑顔を作ったときに不自然に見えるのは、メイクをしているときとしていないときの差かもしれません。
そこで、笑顔トレーニングの際は目元だけでもしっかりとメイクをした状態で、アイライナーやアイシャドウなどで「オンの状態の自分」を作ってから笑顔の練習をしてみてください。
メイクを外したまま笑顔の練習をしていると、いざメイクをしたときにイメージと異なり緊張感が出てしまいます。
出社や用事で出かける直前、メイクをした顔でにっこりと微笑む習慣をつけながら、写真撮影で笑顔になっている自分自身をイメージしてみてください。
こちらの記事では前撮り前のメイクについてご紹介しています。是非ご覧ください。
前撮りメイクを自分でする・プロに頼む場合のメリットとデメリット
笑顔トレーニングを習慣に
笑顔は顔の筋肉を使って作られるものですが、普段からあまり表情が動かない人は顔の筋肉が十分に鍛えられていない可能性があります。
自然な笑顔を目指すなら、毎日の笑顔トレーニングをぜひ習慣にしてみてください。表情筋トレーニングの後、「い」の口で微笑み、「い」から「あ」の口になって歯が見えたときの表情も研究して、自分だけのベストバランスを探しましょう。
ウェディングフォトのように重要な写真撮影を控えている場合は、筋肉をしっかりと鍛えて臨めば安心です。撮影日の前から繰り返し練習を重ねることが大切です。
面白いことを思い出そう
笑顔がどうしても苦手で、作り笑顔になるほど不自然になる…という場合は、面白いことを思い出してみてください。
笑顔が苦手な方は、面白いことを頭に思い浮かべたときに自然な笑顔が出れば満点です。まずは作らない笑い方を知るところからスタートしましょう。
結婚式の写真撮影が苦手でもおしゃれな写真をのこす方法
笑顔の練習をしても、やっぱり写真撮影が苦手…と感じるなら、ちょっとした工夫で苦手意識をカバーできます。
結婚式の写真撮影が苦手でも、おしゃれな写真を残す方法については、以下からの内容をご覧ください。
グッズで表情をカバー
結婚式の写真撮影が苦手な方は、グッズの活用を検討してみてください。例えば、お二人が入るサイズの大きな額縁におさまってみたり、セリフ付きのふきだしで口元を隠してみたりしてみましょう。
グッズがあるだけでも、写真への抵抗感が少なくなりますので、自然と柔らかな笑顔が引き出しやすくなります。また、グッズは気分を盛り上げる魅力的なアイテムでもあります。お好みの小物を選んで、お二人で素敵なポーズを決めてみてはいかがでしょうか。
最近では、ガーランドや風船、プロップスといった定番アイテムだけではなく、お互いの両親の写真を入れた写真立てや、体がすっぽり入るような大きな指輪など、ユニークなものがたくさんあります。
撮影スタジオで取り扱っているグッズだけでなく、通販などで手に入れたアンティークな小物も使えますので、お気に入りの小道具と一緒に楽しく撮影に臨んでみてはいかがでしょうか。
動きのある写真で全体に臨場感を
結婚式の写真に苦手意識を感じるなら、表情メインではなく「動き」がメインになるような写真を撮影してみましょう。
例えば、ウェディングドレスの裾をひらひらさせる瞬間であったり、お二人ではしゃいでいる姿を撮影してもらったりすることで、表情を意識しすぎることがなくなります。
可能であれば、思いっきり走っているシーンやお二人が大笑いしているような写真など、表情よりも「様子」に目が行くような写真を撮影すると、一味違った素敵な写真をのこせるでしょう。
視線を外してムードを強調
一般的な写真撮影では、視線をしっかりとカメラのレンズに向けることも多いものですが、写真が苦手な方は「あえて視線を外して撮影する」ことをおすすめします。
例えば、お二人が並んで窓の外に視線を向けていたり、お互いを見つめ合ったりするなど、レンズから視線を外すことで撮影時特有の緊張感が和らぎやすくなるのです。
「カメラに目を向けると緊張してしまう」「カメラを意識して顔が強張ってしまう」などにお悩みの方はぜひ、レンズから視線を外したショットを意識してみてください。
また、視線を外したショットは、ムードを演出しやすく、おしゃれな印象になります。
▼こちらの記事では、前撮り時のメイクについて紹介した記事になります。あわせてご覧ください。
結婚式の写真撮影が苦手なら「自然なシーン」を撮影してもらおう
今回は「結婚式の写真撮影が苦手」と感じる方に向けて、ナチュラルな花嫁スマイルの作り方をご紹介しました。
緊張したり、抵抗を感じたりと撮影に苦手意識を感じる方は少なくありません。とはいえ、せっかくの結婚式の写真で表情が固いともったいないです。
結婚式の写真撮影が苦手なら、信頼できるカメラマンやスタジオに相談し、今回ご紹介したような「自然なシーン」を撮影してもらうことで、笑顔が映える作品になるでしょう。
現在、結婚式の写真撮影を控えている方は、本ページを参考にしながら素敵な撮影時間を過ごしてくださいね。
記事監修:フォトグラファー Misato Goibuchi