プロフィールDVDに使用する写真の選び方について
お二人の思い出を美しくまとめる上で必須であるプロフィールDVD。たくさんの写真を選び、それぞれを編集したり、加工したりして1枚の素敵なDVDへと導きます。
しかし、この「写真選び」の段階で悩んでしまう方が非常に多いのが事実。「何を基準に選べばよいのか分からない」「写真が多すぎて必要なものが分からない」など、なかなか写真選びが進まないカップルばかりです。
そこで、今回はプロフィールDVDに使用する写真の選び方について、詳しくご紹介します。
目次
プロフィールDVDとは
プロフィールDVDとは、お二人の幼少期や馴れ初めなどを写真でまとめたムービーです。
結婚式でプロフィールムービーとして公開するためのDVDであり、基本的に30~40枚ほどの写真を紹介していきます。
二人の生い立ちや出会うまでのこと、結婚に至るまでの二人についてなどがゲストに紹介でき、そのうえ盛り上がる演出となりますので、多くのカップルが取り入れています。
しかし、プロフィールDVDを作成するにあたり、気を付けなければならないのが「写真の選び方」です。40枚前後の写真を厳選することは決して簡単なことではありません。
正しい「写真の選び方」を把握しておかないと、仕上がりが思ったような内容にならない場合もありますので、慎重に選ぶ必要があります。
プロフィールDVDで使用する写真の選び方
プロフィールDVDで使用する写真はどのように選ぶのが適しているのでしょうか。
ここからは、プロフィールDVDで使用する写真の選び方についてご紹介します。
写真の向きは編集内容に合わせる
プロフィールDVDに使用する写真を選ぶ際、「写真の向き」は編集内容に合わせるようにしましょう。
たくさんの写真を見てみると「縦向きが良いのか」「横向きの写真が良いのか」など悩みが出てくるもの。横向きの方が画面にバランス良く収まりますが、編集内容によっては縦のほうが映える場合があります。
「どのような加工を行うのか」を計画してから、写真の向きを選んでいくとよいでしょう。
エピソードを語れる写真を選ぶ
プロフィールDVDに使用する写真は、「エピソードを語れる写真」がおすすめです。
ただ淡々と写真を公開していく演出もありますが、写真に「このとき何があったか」をコメントとして添えることで、よりリアリティが増します。
例えば、幼少期の泣き顔の写真であれば、「おもちゃを買ってくれなくてお店の前で1時間も泣いて粘っていた」といったエピソードを添えるだけでその場の雰囲気を肌に感じられるようになるのです。
とはいえ、ネガティブなエピソードはあまり好ましくありません。「怪我をした」「受検に失敗した」「不幸な別れがあった」など、落ち込んでしまうようなエピソードはゲストを困惑させてしまいますので、「明るいエピソード」「笑えるエピソード」のある写真を選びましょう。
「幼少期」「学生時代」「パートナーと出会った時期」で分ける
仕様する写真は「幼少期」「学生時代」「パートナーと出会った時期」の3つで分けて選んでいくことが一般的です。
プロフィールDVDでは、どのような子供時代だったのかといった生い立ちから、学生の頃のこと、そして出会いや結婚に至るまでの流れで進めます。
なお、選ぶ写真のうち3分の2は幼少期と学生時代、3分の1はパートナーと出会ってから結婚までの写真を選ぶとバランスの良いプロフィールDVDになります。
ゲストが写った写真をチョイス
プロフィールDVDには、ゲストが写っている写真を使用するのもおすすめです。
ゲストが写っているだけで会場はさらに盛り上がりますし、ゲストとの関係性も参加者にアピールすることができます。
ゲストの中には「新郎新婦との関係性が分からない」という場合もありますので、もしゲストが写っている写真がお手元にあれば、ぜひ選んでみてください。
プロフィールDVDの写真選びのポイント
プロフィールDVDの写真を選ぶにあたり、いくつかポイントがあります。
プロフィールDVD制作で失敗しないためにも、あらかじめ把握しておきましょう。
・必要に応じて外部に依頼する
・選んだ写真はジャンルごとに分けて保存する
・ネガの写真はデータ化しておく
写真が膨大すぎるという場合は友人や知人、もしくはプロに依頼して作業を進めることが大切です。
また、選んだ写真はジャンルごとに分けておかないと、「どの写真をどこに使うのか忘れてしまった…」と後から慌てることになってしまいます。
なお、ネガの写真をプロフィールDVDに使用したいと考えている場合は、事前にスキャンしてデータ化しておくと、スムーズに写真選びを進めることができます。
写真の選び方を知って素敵なプロフィールDVDを
今回はプロフィールDVDに使用する写真選びの方法についてご紹介しました。
結婚式は一生に一度の大切なイベントですから、プロフィールDVDの写真は徹底的にこだわって選んでいただきたいものです。
現在、プロフィールDVDに使用する写真選びで悩んでいる方は、本ページの内容を参考にしながら、お二人らしい素敵な写真を探してみてください。
記事監修:ビデオグラファー Hidekazu Kono